シンプルに担降り


読んで字の如く担降りブログを書きます。まさか自分が担降りブログを書くなんてなぁ...って感傷に浸っている時期を通り越して段々と前向きになってきたのと、私事だけど誕生日になので、大好きだった彼とのお別れに丁度いいなぁと。10年前に本気で人を好きになる感情を教えてくれた彼との思い出を振り返りながら書こうと思います。



二宮和也さん


彼の担降りブログめちゃくちゃあるんだなとはてブを見ては元担だった皆さんの一文一文に涙してました。

皆さん辛かったよね...しんどいよね...いやぁしんどい...

前向きになってきたと前置きしておきながら全然まだ涙は出てくるもんだなぁとヒシヒシ感じます。


だって別に、テレビに映る二宮くん二宮くんの顔のまま、楽しそうにいつものように話してて、他のメンバーと戯れながらバラエティーに出てますからね。

(あれ??結婚?してないんだっけ?)って自分の都合のいいように解釈というか錯覚してしまうような感覚に1週間くらいずっとなってました。それぐらい当たり前のように嵐はテレビに出てて、二宮和也というタレントは仕事をしてるんですよね。


でも違うんだよなぁ。

現実の彼は結婚をしていて、1人の男としてのケジメをつけますと言って家族を作ったんだよなぁ。





しょ〜うじきに言うと、がっかりでした。

何やってんだお前????という落胆しか出てきませんでした。二宮担だからこその感情かな。結婚が嫌だ〜!!!ってことではなくて(勿論賛成はすぐにはできないですけど)、1番最初に思ったことは、


嵐というグループに迷惑かけないで貰っていい?


でした。


いやだってそうでしょう??どう考えたって、誰が何と言おうと、今このタイミング?馬鹿なの?20周年迎えて?SNS解禁して?音楽配信も解禁して?アジアにジェットストームで周り?これから20周年目初のコンサートも控えていて??



冷静に(あの時のわたしは冷静ではなかったですけど)号泣しながら二宮くんの報告文を読んで、ふと思ったことは


あ、わたしが好きだった二宮くんもう居ないわ


でした。

興醒めって凄いですね。こんなに冷めちゃうのかってくらい頭が澄んだというか、自分でもびっくりするくらい身体の熱が引けていくというか、、、

10年以上、誇りを持って自信を持って、大好きです!!!!って言ってた二宮くんが居なくなってしまったんだなぁって、寂しくて悔しくてしんどくて辛くて辛くて、馬鹿みたいに泣きました。


10年前中学生だったわたしはまだバイトもできないですから、お母さんに頼みこんで頼みこんで、嵐のファンクラブに入りました。その時はもう絶頂期目前の嵐でしたから、人気は凄いしチケットはとれないし、国民的アイドルになること間違いなし!というくらいの勢いでした。

二宮くんを好きになったのも、もう単純に顔がめちゃくちゃタイプだったんですよね。かっこよくて、犬顔で可愛くて、肌が綺麗で、通った鼻筋が羨ましくて、シュッとした輪郭も瞳が綺麗な茶色なのも、タレ気味で整えられてるとは思えないでもボサボサもしていない眉毛も、ふにゅんとした薄い唇も顎から口元にかけてあるホクロも、二宮くんを形成する全てが愛しくてどタイプでパーツの配置もそのパーツも土台まで完璧って凄いな?!?!と当時のわたしは大歓喜でした。それだけ顔が好みなんだから色々調べてはどっぷり浸かってしまいますよね、、

普段は聞き心地のいい程度の声だけど、テンション高くなったり声張ったりすると高くなるのも好きでした。歌声になるとその高音もまた綺麗で、、ベイストで流れるお宝音源は、二宮くんが違うアーティストさんの歌を二宮くんの歌声で聞ける、まさにわたしにとってお宝すぎるものでした。

基本的にやる気があまりなくて、ぽや〜ってしてるけど、なんでもそつなくこなせる器用さがあるところも、かっこいいなぁって思ってました。

あんまり弄られなれてないので、ちょっと弄られたりした時に耳が赤くなる瞬間がわたしは大好きで、嵐の宿題くんの録画をすりきれるほど見ては、照れてる二宮くん可愛いなぁって幸せな気分になりました。

人一倍空気を読むことにも長けていたので、地頭が良いというか、弄られなれていないといってもその場の空気を見てはボケ役だったり弄られ役だったりになってはその場の空気を作らせている姿も、しっかりしてるんだなぁ、周りを見て行動して、頭がいいんだなぁこの人は、凄いなぁって思ってました。


挙げるとキリない。

しなやかだなぁと思ってた次にはシャカリキに踊ってギャップにびっくりするダンスも、ゲームばっかりしてるから運動不足といってひとつに割るシステムのぽっこりお腹も、黄色のペンラとかニノって書いてあるうちわを見つけてしっかり応えてくれるところも、もう何もかもが、二宮くんってだけで何もかもが大好きでした。

二宮くんのメンカラだから黄色が大好きで、身につけるものは黄色になりがちだったし、たくさんカラバリがあってもやっぱり手に取るのは黄色だったり、その色があるだけで嬉しくなったり。


一番好きだなぁって、思ってたところは、

俺は嵐が大好き!

っていつでも自信満々に言ってる二宮くんだったんですよね。嵐のみんなのことが大好きな二宮くんが、本当に本当に大好きだったんです。

少年みたいに意地悪そうで、でも楽しくて大好きで仕方ないよって顔で相葉くんと話していじって楽しそうに笑ってる二宮くん。

潤くんは同い年だけど可愛くて仕方ないよって甘やかしたがりな一面を見せてくれる二宮くん。

大野さんの隣は本当に安心するんだろうなぁって思わされるくらい大宮でずっとくっついてたなぁ。

お互い頭がいいからこそ頼ったりいじったり、翔くんと話してた二宮くんが実は一番好きでした。

何よりも、二宮くんの仕事のスタンスが大好きでした。

嵐に還元できることしかしない。嵐に還元できるようにソロの仕事を頑張る。


そうやって言い切るアイドルの二宮和也くん。

そんなあなたが大好きで大好きで仕方がありませんでした。




そんな二宮くん、もとい嵐を応援し続けること早10年を突入し、アニバーサリーイヤーを迎え、これから2020年まで突っ走るぞ〜!!!!の矢先。


何を考えとるんだ?????????正気か????????


勘違いして欲しくないので繰り返し書きますが、わたしは別に二宮くんが結婚して欲しくない訳じゃあ全然ないです。いや嫌だけど(どっちだよ)。自分ができるとも思ってないし、そんなお花畑脳内オタクの時期はとうに過ぎていますし。

いつかそんな日が来ることは分かっていたし、彼もいい歳だし、うん。


一人の人なんだから〜!アイドルも人間なんだから〜!ここまで幸せにしてもらったんだから応援してあげなきゃ失礼だよ〜!!!!!


山のようにこんな内容のTwitterを見ましたよ。わたしだって道徳的には正論だと思いますよ。





うっせえ!!!!!!!

外野は黙って!!!!!!!


これは二宮と二宮担の問題!!!百歩譲って嵐担の問題!!!!!!関係ないオタクは黙って!!!!!触れないで!!!!!!!!!



とち狂うほど暴れました(心の中で)。

だって、、アイドルじゃん、、一人の人かもしれないけど、、職業アイドルじゃん、、

idol=偶像

Wikipediaでも出てくる意味です。

偶像は神様の類を型どった物達のことを言います。神様って誰のものではなくて、皆のもの、もとい決まってないよね。

アイドルは神様なんかじゃないです。そんなこと言われなくても知ってます。でもそうやってわたし達が彼らを慕って、ニュアンスは違うかもだけど神聖化して、作り上げられるアイドル像やイメージこそが彼らがアイドルとして売れるための所以になったりとか、するんじゃないかなぁって。

勝手に神聖化させといて、熱愛とか結婚とかのニュースにがっかりしてんのはそっちじゃんってアイドル達とか、まあそう考えていないオタクの人は思ってるかもしれないけど、

こちとらお金払って今までアイドル達を盛り上げてきてんだから、そのくらい傲慢な意見言わせてくれよ。(しらばっくれ)

今までだって、別に今回の結婚発表前から熱愛報道数多な男でしたし、苦しい〜!って時期はたくさんあったし、

でもその時の彼はちゃんとアイドルだったんだよなって、本人から発されることなく、わたし達の前でその時できる最高のパフォーマンスを見せてくれていたから、だからまた応援しようって思ってたんだなって今なら納得します。

本人からの説明とか会見とかの誠意を見せて欲しい派の人もいると思います。むしろ大多数はそちらなのかも。でもわたしはそうじゃなくて、自分の目に映る限りは何も知りたくない。私生活でどうしてるとか、知らなくていいです。


アイドルだから結婚するな

とは言いません。

アイドルするなら、もっとナイーブに、うまく発表できたんじゃない?タイミングがあったんじゃない?

何ならいっそ、言わないでほしかった。


少なくとも今回の結婚発表タイミングはわたしのなかで1番最低のケースだと思ってます。二宮くんばかりを責めてるように捉えられてたらすみませんですけど、週刊誌とか、相手とか、今回は全てにおいて良くなかった。

だからこそそれと同時に、あ、こんなに頭が悪い人だと思ってなかったって冷めてしまったのも事実です。

先程も挙げたけど、わたしは二宮くんの地頭の良さも好きなところのひとつでした。頭の回転が早くて、例えば一見口が悪いような言葉遣いでのツッコミも全てその場の空気を察した上で言われてたりとかするんだなぁって思っていたので。

そんな二宮くんがこんなにも嵐としてのグループのことも考えない、ファンのことも考えない、、(オタクの戯言なので、二宮くんなりに考えてたのかもしれませんけどね)


一人の男としてケジメを、そうですよね、人としては結婚という言葉で相手へのケジメだったり、結婚というライフイベントを遂行することで自分の人生にケジメはつけられますよね。


じゃあ嵐は?アイドルとしての二宮和也は?


これからも二宮和也として頑張っていきますので


わたしは何を見せられてるんだろう。ふと思いましたね。

二宮くんらしい文章だなぁって思いました。これからも変わらず二宮和也は頑張ります、応援よろしくねっていうね。

はっきり言うね。





オタクはもう頑張れないよ。



だって、結婚したんだもん。みんなのニノじゃなくなるんでしょ?コンサートで見たって、あ、家に奥さんがいるんだって思っちゃうよ。みんな応援してくれてありがとう!みんながいてくれたからここにいます!って言われても、奥さんの方が大事でしょ?って思っちゃう。

これは完全にオタクのエゴなことは分かってます。かける天秤が違うのに比べて馬鹿みたいって思うかもしれないけど、そんなの自分が1番そう思ってますよ。

でももう、二宮くん見てもきっとその感想しか出てこない。あそこが良かった!あの曲のあの踊り方最高だった!とかの、率直にアイドルオタクをすることが出来なくなってしまう。それが苦しくて辛くて悔しくてやるせない。

あんなに大好きだったアイドルの二宮くんを嫌いになりたくない。



だから、担降りするって決めました。

キラキラした宝物のような時間や思い出を心にしまって、これ以上汚れないように鍵をかけて隠して、ふとした時に振り返って、いい思い出だったなぁって自分の中でかけがえのない物にできるまでは、もう忘れます。


こっそり使い分けてたんですけど、タレントをしてる二宮さんに関してはお茶の間で見ます、嵐というグループを嫌いになった訳ではなく、この1年は嵐というグループにとって本当に最高のものにしてもらいたいので、わたしはお茶の間でこっそり応援します。




さよなら、わたしの大好きだったアイドル、二宮和也くん。

あなたに出会えたお陰でたくさんの人と出会うきっかけになったんだよ。

今までの10年間を溢れんばかりの黄色で染めて、愛しくてだけどたまに苦しくて、それでもまた好きの気持ちでいっぱいになって、振り返れば楽しくて幸せな時間を過ごせたのも、全部全部あなたがいたからだったよ。

あなたと嵐を応援することが生きがいだったよ、自分が一生懸命に生きる糧だったよ。本当にありがとう。


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二宮和也さん、結婚おめでとう。